• 担当者の声
  • 5分
  • 2026.09.25
【kintone導入支援の現場から】サイボウズ公式パートナーが語るkintone活用の実態

「kintoneという名前はよく聞くけど、実際に何ができるの?」「自社に合うかどうかわからない」——そんな疑問を持つ企業担当者が増えています。アクロネットは2023年7月にサイボウズのオフィシャルコンサルティングパートナーに認定され、kintoneの導入から運用まで一貫した支援を行っています。現場を担当するメンバーに、kintone活用のリアルを聞きました。

プロフィール

  • お名前:Hさん
  • 所属・役職:kintone開発チーム/アクロネット
  • 担当領域:kintoneの導入コンサルティング・カスタマイズ開発・他システムとのAPI連携

kintoneってどんなツールなんですか?

——最近テレビCMでもよく見かけるようになりましたが、kintoneとはどんなツールか教えてもらえますか?

kintoneはサイボウズ社が提供するクラウドベースの業務改善プラットフォームです。一番の特徴は、プログラミングの知識がなくてもアプリが作れること。ドラッグ&ドロップの操作でプロジェクト管理やデータベースを構築できるので、ITスキルに自信がない方でも安心して使い始められます。

たとえば、Excelで手動管理していて煩雑になってきた業務も、kintoneを使えばドラッグ&ドロップでアプリを作成して一元管理できます。ワークフローの自動化やリアルタイムでのデータ共有も簡単にできるので、業務効率が大幅に向上します。

——カスタマイズや拡張もできるんですか?

はい、そこもkintoneの大きな魅力のひとつです。業務の変化に応じてアプリを簡単に調整できるので、常に最適な形にアップデートして使い続けることができます。また他のシステムやツールと連携させることもできるので、既存の業務フローに組み込む形での活用も可能です。

公式パートナーとして、何が違うんですか?

——アクロネットはサイボウズの公式パートナーに認定されたということですが、それって具体的にどういう意味があるんですか?

サイボウズのオフィシャルコンサルティングパートナーというのは、kintoneの導入・運用支援について、サイボウズから公式に認定を受けた企業のことです。私たちが提供しているのは、単なる「ツールの販売」ではなく、お客様の業務改善をゴールとしたコンサルティングとカスタマイズです。

アクロネットではサンプルづくりから導入後の運用まで一括してサポートしています。小規模から大規模まで、お客様の規模や予算に合わせた提案ができることも強みだと思っています。対面・オンライン両方での面談にも対応しているので、まずは気軽に話を聞きに来てもらえればと思っています。

——どんな相談が多いですか?

よくいただく相談のパターンとしては、「kintone導入を検討しているが何から手をつければいいかわからない」「組織規模が大きいため、導入段階からサポートしてほしい」「導入したはいいけど、社員が上手く使いこなせていない」といった内容が多いですね。あとは「kintoneで自社に合った社内システムを構築して、脱Excel・業務効率化・社内DXを進めたい」という相談も増えています。

実際にはどうやって進めるんですか?

——支援の進め方を教えてもらえますか?

まずはお客様の日々の業務についてヒアリングするところから始めます。「どこの部分をシステム化するのか・できるのか」「どうアプリ化するのか」「どう運用するのか」——こうした点を弊社の担当者が一緒に整理しながらご提案していきます。

そのうえで「kintoneならこうできる!」を具体的に動く形でお見せします。実際に画面を触ってもらいながらヒアリングを重ねることで、「思っていたのと違う」という行き違いを防ぎ、お客様が満足できる仕組みに近づけていきます。

——カスタマイズが必要かどうか、どう判断するんですか?

kintoneはカスタマイズの柔軟さが魅力なんですが、最初から全部作り込もうとすると費用や工数がかさんでしまいます。まずは標準機能でどこまでできるかを一緒に確認して、「ここだけどうしても標準機能では対応できない」という部分にだけカスタマイズを入れる、という進め方を基本にしています。

導入後もお客様自身でカスタマイズを重ねていけるよう、使い方のレクチャーも大切にしています。すべてをベンダー任せにしなくても済む状態を目指しているんです。

現場で見えてきた、うまくいく導入とつまずく導入

——支援してきた中で、うまくいくケースとそうでないケースにはどんな違いがありましたか?

うまくいく導入に共通しているのは、「現場の担当者が最初から関わっている」ことですね。IT部門や経営層だけで設計を進めてしまうと、実際に使う人の操作感や業務フローとズレが生じて、「使いにくい」という声が上がりやすくなります。現場の声を先に聞いておくことが、後の定着率を大きく左右します。

一方でつまずくパターンは、要件が曖昧なまま「とにかく便利にしてほしい」という状態でスタートするケースです。私たちの側でできる限りヒアリングを重ねますが、発注側でも「何を解決したいか」を言語化しておいてもらえると、支援の精度が上がります。

——「kintone導入を考えているが、まだ何も決まっていない」という段階での相談は受けてもらえるんですか?

もちろんです。業務効率化に関して悩んでいることや困っていること、システムに関して改善したい点があれば、業界・業種・機能を問わず、まずお気軽にご相談いただければと思います。「kintoneが自社に合うかどうかわからない」という段階でも、一緒に整理するところからお手伝いできます。